SES Template
Amazon SES API を使用してパーソナライズされた E メールを送信する
SES Template は コンソール上で操作は出来ない
API のみ提供されているため色々と使いにくい
API へのキックは AWS CLI か AWS SDK での操作が出来ますが、ここででは SDK for Javascript でやっていく
Template の作成
SES からメールを送信する際に、Template を指定することで、宛先毎にカスタマイズされたメール文面を送ったり
Template 化されたあメール文面を処理に合わせて動的に変更、指定することが出来る
SES Template の管理は API 経由でのみ提供されているため
ドキュメントに沿って簡単なプログラムを作っておく
SES の API は SES、SESV2 があるが Template が操作できるのは SES の方
(将来 SES Template 自体無くなるか別出しされそう・・・)
AWS SDK for Javascript - Class: AWS SES createTemplate
const AWS = require('aws-sdk');
const ses = new AWS.SES({region: 'us-east-1'});
const params = {
Template: {
TemplateName: 'SESTemplateName',
SubjectPart: 'Mail Subject',
TextPart: 'Mail Body \r\nHellow world'
}
};
ses.createTemplate(params, function(err, data) {
if (err) console.log(err, err.stack);
else console.log(data);
});
モジュールで呼び出す SES のクラスには SES を作成したリージョンを指定しておく必要がある
Template では「件名」、「本文」をテンプレート化することが出来る
本文における改行をしたい場合は \r\n
で改行できる
また変数を指定することもでき、変数宣言をしておくと後述する メール送信処理の際に代入させることができる
TextPart: 'Mail Body \r\n{{ vars }}'
Template の更新
AWS SDK for Javascript - Class: AWS SES updateTemplate
Template を更新したい場合は下記
const AWS = require('aws-sdk');
const ses = new AWS.SES({region: 'us-east-1'});
const params = {
Template: {
TemplateName: 'SESTemplateName',
SubjectPart: 'Mail Subject',
TextPart: 'Mail Body \r\nHellow world'
}
};
ses.updateTemplate(params, function(err, data) {
if (err) console.log(err, err.stack);
else console.log(data);
});
他削除も同様に SDK の Calss を参照して処理を記述する
SES メール送信時の Template 呼び出し
AWS SDK for Javascript - Class: AWS SESV2 sendEmail
SES で Template を利用したメール送信
const AWS = require('aws-sdk');
const ses = new AWS.SESV2({region: 'us-east-1'});
const sesmsg = {
Content: {
Template: {
TemplateArn: 'arn:aws:ses:us-east-1:***********:template/SESTEmplateName',
TemplateData: "{\"vars\":\"Hellow world\"}"
}
},
Destination: {
BccAddresses: mail_bcc,
ToAddresses: mail_to
},
FromEmailAddress: mail_from
};
ses.sendEmail(sesmsg, function(err, data) {
if (err) console.log(err, err.stack);
else console.log(data);
});
Template の部分で 使いたい Temolate を呼び出すだけ
Template ARN は コンソール上も表示されないし、 API 上も確認する方法が無いが、 上記のように TemplateName を組み合わせる事で指定可能
Template 変数への代入もここで指定できるが 指定できるのは文字列のみ
なんでこんな事してるかというと Lambda 経由で SES メールを送る時にメールの定義を外出ししたいなと思い
何か方法が無いかなと調べる中で SES Template というのがあったので使ってみた感じ
昔からある機能だが 管理コンソール上で確認や操作が出来ない、
Template 化しても変数の扱いなどかゆい所に届かない感じだったり
イマイチネット上でナレッジも無いし API V2 では CreateTemplate 等がなくなっている
ちょろっと使って最悪利用を辞める事になても問題無いならいいけど、
ガッツリこの仕組に依存するのは止めたほうが良さそう
Lambda で SESから カスタマイズされたメールを送りたいときには便利なんだけどね